ダーリンは外国人

今、私がもっとも愛読している漫画(ルポ)。
外国人の彼と結婚したらどうなる?というテーマで、女性漫画家:小栗左多里さんの実体験を漫画でつづってある。
もう、面白いのなんのって!
ニュースでも以前に何度か出ていたので知っている人はいるでしょうが、知らない人は是非立ち読みでいいので、読んでいただきたいくらい。
小栗左多里さんのだんなさんは、トニーさん。
この方はジャーナリストで、度々TVに出ておられます。
もうね、
トニーのあまりにも純粋なところとか、
あまりにもまじめな所とか、
言葉に対する執着心とか、
傷つきやすいところとか、
日本とさまざまな国の日常的な違いとか…
全部笑えるんだな。
読み始めたらいっきに読み終えてしまうくらい面白い。
特に、一巻では
「豊かすぎる感受性」
「ガラスの心」
「クレーマー」
がオススメ。
クレーマーでは、いかに日本人が消極的なのかを思いしらされる。


アタシはこの「ダーリンは外国人」をようやく購入したわけですが、
実はこの漫画はシリーズ化している。
ダーリンは外国人2」
「ダーリンの頭ン中」
の2冊が出ているのだ。
全て立ち読みしつくしているアタシは、お金ができた時にあと2冊買おうと計画中…
ちなみに「ダーリンの頭ン中」は、トニーの専門である語学についてのあれこれのお話。
えー!堅そう〜というイメージがつきそうだが、勉強という文字は似合わない漫画。
勉強というより、へぇー!そうなんだ!と納得して、いつのまにか覚えてしまっているような感覚である。
たとえば、
「The apple
これを何と読むか?
学校で英語を習ってきた日本人ならきっと
「ジ アップル」
と読むはず。
実はネイティブがこれを読むと…
「ザ アップル」
になるんだとか。
これは、母音の前の「The」は「ジ」と発音する…というわけではないかららしい。
ネイティブからしたら、「よく考えていない」みたいである。
そう読むネイティブもいるし、違う人もいるし、ましてや子音の前の「The」を「ジ」と読むことだってあるのだそうだ。
ようは適当である(w
これから感じたといえば、「学校の英語って一体何?!」というより、
いかに日本人が生真面目に、英語の訳や発音の理由を事細かに理論づけたがる人種なのかが見えたことである。
きっと、学校の教育に英語が入る事になって、
どんなに小さな事でも理由があり、意味があり、説明できるようにしておく必要があってこんな感じになっちゃったのかもな〜。
まだまだ、日本の英語教育は発展途上みたい。
アタシも英語しゃべりたーい!!
夢は英語音声の日本語字幕なしで映画を観る事!
ダーリンは外国人―外国人の彼と結婚したら、どーなるの?ルポ。