いよいよ第9回ナインティナイン・ライブ

やってきました!!
9月18日!!
ナインティナイン・ライブから早9日!!


誰がこんな馬鹿な事を考えるというんだろう…
アタシは、ずっと考えていた。
今年のナインティナインライブ…
記念すべき第9回!
そう・・・


99(ナインティナイン)が
9月9日にした
第9回ライブを
9:09分にWOWOWで放送。


この素晴らしいほどの9並び!!
しかも、この9回を記に
今までのナインティナインライブはリセットされるのである。
なんという事か…
これを祝わずして、ナイナイファンといえるだろうか?!
だからこその、今日である。
アタシは、このナイナイライブの感想を
放送されてから9日目に書いているのである!!!


こんなに熱く語っているにも関わらず、
アタシってホント馬鹿だなぁ…
って、素敵な笑顔で遠い目しちゃう自分がいる事は秘密w
もし…もし…これを思いついて実践している同志がいたのなら
きっと、あなたとはどこかで繋がる運命だったのかもしれませんね…
(遠い目)


一人暴走はこれくらいで。
第9回のナインティナインライブだ!!
しょっぱなから
第1回からのライブの名シーンが流れてくるライブ前映像。
あああ、懐かしい。
このライブで数々の伝説のキャラクターと新コントが生まれたものだ。


ナインティナインライブは、毎回ライブ全てのコントが一本のストーリー仕立てである。
全然違う内容で背景のストーリーでも、全て最後に繋がっていく。
しかし、この9回目ライブは少し違う。
今までの8回のライブで生まれたコント。
その中でも二人が気に入ってるキャラをもう一度復活させるライブになっていた。
テーマは「ZAMAS」


最初に出てくるのは、1998年「GREEN」のライブで出てきた、
姐さんネタ。名台詞は「わての着物派手だっか?」w
このコントに出てくる「ナターシャ」というロシア人の女性。
実は2001年の「カステラ」で、
矢部が「森」というコントで無理やり結婚させられた女性。
なぜかそれからよくネタでこの名前は出てきている。
ナイナイライブは、シリーズものが多いので、
前作を知っている人にしかわからないネタがある。
その点や、コントの形が一定化してきたのもあり、
この9回で一度リセットするそうだ。


アタシが知ってるライブは、第5回ライブ「カステラ」
2001年にWOWOWに加入したので
その年からしか見れていないけれど
「カステラ」でのナインティナイン
今まで「めちゃイケ」や「ぐるナイ」を中心に
バラエティなんかで見ていたナインティナインとは
遥かに味の違う二人であった。
「カステラ」のコントで好きだったのは
「ウニの味」「冷蔵庫」「研究者」である。
特に「冷蔵庫」は、二人が冷蔵庫の中に入っていて
ドアが開く、開かないの繰り返しで
それに対してアドリブでリアクションをするだけという
斬新かつ、一発モノのコントw
ホントに台本も打ち合わせも無い状態で
冷蔵庫がいつ開くか閉まるかは
スタッフの気まぐれであるw
そこで生まれるハプニング的な要素なんかは、
ライブであるからこその緊張感と笑いであるw
「ウニの味」は、自殺願望強し学生(矢部)シリーズである。
泳ぐのが苦手で水が怖い海女さん役の岡村のキャラは
岡村自身が気に入っているキャラである。
第9回ライブでは、このコントに続く天狗のコントをしている。
「研究者」は、岡村の個性的キャラクターシリーズのコント。
岡村は座敷童役であるw
この岡村のかもし出す不気味なおっさん子供妖怪は、一見の価値ありw
この「カステラ」のライブには、もうひとつ、
ナイナイライブの中では欠かせないコントもある。
さっきあげた「森」である。
これは、森(岡村)が客(矢部)にあらゆる方法でセールスする詐欺師ネタである。
今回は怪しいクリーニング屋扮する岡村が、
矢部を騙そうと必死にあれこれする。
よくあるコントではあるが、この二人がそれをすると何故かどこかおかしい。
正統な客である矢部をことごとく騙そうと失敗する岡村。
それを随時突っ込む矢部だが、
岡村にかかれば矢部のつっこみ自体もネタにされるのである。
「カステラ」はこのくらいにして。


姐さんのライブに戻るが、このコント、仁義ものであるが
終わり方があまりにも仁義映画並(?w)なので、
終了テロップが流れる。
しかし、テロップだけならまだしも…
テロップが終わったあとに、舞台幕がしまったのだ!w
「本日はナインティナインライブにお越し頂き誠にありがとうございました。」
のアナウンスが!!w会場もなぜか明るくなっていく…w
「…なーんちゃってw」
の一言で、2つめのコントであるw


次のコントは矢部のお気に入り。
2004年「チョピン」の、盗撮変態親父(岡村)の続編。
女子高生を盗撮し、変態を極めるばかりに犯罪に手を染めてしまった親父。
その親父が次に目覚めたものは、同性愛であった…。
正直、あんまりこういった性的ネタは心から好きとは言えないので、
コメントはあまりできないんだけど…
このコントはこのライブの落ちに繋がる大事なコントである。
最後の衝撃はかなりの笑いだったw


次のコントは、上でもあげた「カステラ」の「ウニの味」続編。
あれから半年後の設定。山で自殺しようとする学生(矢部)が
山で出会ったのは、高所恐怖症の天狗(岡村)であった。
この天狗のキャラはどこか、「カステラ」のだるまを思い出すw
このコントで、高い所にいる岡村にしゅうまいを口キャッチさせるシーンがあるが、
それがなかなか成功しなくて…正直、ライブはこれで終わるかもしれないという感じw
やっと口でキャッチさせた時の会場と二人の感動っぷりといったら…w
ほんとに楽しんでるんだなーっという自由な二人の姿がアタシは好きだw


次のコントはこのライブの題名にもなっている「ZAMAS」が合言葉のコント。
金持ち婦人役の二人が、ペットの変わりに掃除機を連れて歩くというコントである。
今までのコントの中でも、数々の二人の争いとアドリブの嵐のコントがあった。
それの新しいシリーズである。
アドリブコントの中でアタシが見たくてしょうがないのが、
2000年の「尺八」である。
このコント、円周率の「Π(パイ)」についての研究員の設定で。
いかに「Π」が世界に覚えてもらえるかという事を一生懸命考える。
アドリブコントでいつもあること…。
岡村の勝手な暴走であるw
絶対に、その場しのぎで矢部がついてこれないアドリブをかます
しかも、ついてこれない矢部に説教するのが二人のいつものスタイルw
「やるときはやる。やらないときはやらない。」
このセリフが何回ライブで飛び交う事かw


次のコントは、詐欺師コント。クリーニング屋である。
これも先ほど「森」であげたコントである。
1999年「シンドバッドな男達」で誕生しコントの続編である。
詐欺師コントはいつも、矢部がいじられるw
正統な人間の役をしている矢部の正統な突っ込みに対して、
あざ笑うかのようにいじっていく岡村w
岡村得意の、人形を使って演じる腹話術コントも組み込まれていて、
矢部と、でかい人形のアザラシが
本気の喧嘩している様は、ホントにアホであるw


最後は、2003年「西」で生まれた岡村の強烈キャラ
「西先生」の続編である!
この西先生というキャラクターは、偏見ありまくりで
正直嫌な大人代表ともいえそうな、性格の悪い暴力体育教師である。
この先生に好きな人が出来るというネタである。
このコントも、アドリブコントの一種である。
西先生が、プレイボーイ新任池内先生(矢部)に
最高の告白は?!という事について、シミュレーションしまくるというコント。
岡村が一番得意としている、全快ノリ突っ込みコントである!!w
いろんなシチュエーションを矢部が提案し、
それを再現する岡村。
その再現は実はいつもスタッフが勝手に設定していて
岡村は何をさせられるのかは、半分は知らないような状況であるw
このコントで岡村は一度も映画を観たことのない「寅さん」を演じ、
9回目ライブにして大ヤケドを負ってしまったりw


そんなこんなで終えたナインティナインライブ。
ライブのジンクスでもある、岡村のセリフ噛みも見事に盛りだくさんだったしw
やはり、ナイナイの二人も感じているように
この今までやってきた形式にはまりきってしまった感があったライブだった。
次にライブがある時、新しいナインティナインの形を見れる事を期待している♪


最後に。
ナインティナインのライブを見ているといつも感じる。
それは…
「自分自身が楽しめなければ、見ている人も楽しくない」
という事。
岡村がいつか言っていた。
「わかる人にだけ笑ってもらえればいい、そんなん大嫌いや!
万人に楽しんでもらうのがいい。万人が笑えるのが一番に決まってる!
万人には、俺自身も含まれる。
俺が楽しめる。お前も楽しめる。そしたらあいつも楽しめる。
みんな楽しめ。それが一番や!」
岡村隆史が笑いというものに対する熱い想いや信念は、
たくさんの人の心を動かしてきたし、奇跡を起こしてきた。
これからもそうであってほしいし、
自分自身もそうでありたい。
でも、岡村だけでここまで来たわけじゃない。
隣に岡村を相方として、人間として、愛して支えて見守ってきた、
矢部がいたからこその、今であって。
この二人が出会って手を取り合ってきたからこその
お互いであると、アタシは感じている。
アタシも、矢部みたいな人とめぐり逢って
最高の生き方を、最高の仕事をしていきたいな〜♪w
なんてw
実は、もう出会ってたりしてねw


長文なのに、ここまで読んでくれたあなたに、愛を込めて♪w(いらん)